和歌山ボートゲーム by 北山朗比古 |
今回は、私どもが磯の方でお世話になっている
テスターの北山さんからレポートをいただきましたのでご紹介★
‘和歌山・海南港:ポッパーで狙うチヌゲーム’
8月30日、海南港から出船しているフィッシングセンター船橋の
千黒鯛丸船長〔センチヌマル〕の鈴木船長から、
早朝ルアー船を8月から出しているとの事で、
今、流行りのポッパーで狙うチヌが面白いよ、と誘われ、
5時半に出港しました。
当日は中潮で満潮が午前9時過ぎの最高の潮回りです。
本日のタックルは、
ロッド:クロスブリード・CBSS-83L
リール:トーナメント3000番(グローブライド)
ライン:SUPER SMOOTH 0.8号(DUEL)
リーダー:パワーカーボン2号/1.5メートル(DUEL)
です。
ルアーはDUEL/シルバーポップ Floatingタイプの75と60mmタイプを使用しました。
まず朝一は、湾の一番奥の沈船ポイントへと鈴木船長が走らせます。
港からわずか5分のところです。
まだ 潮が高いので、薄っすらとしか見えませんが、
微かに沈船らしき影が見えます。
沈船の場所を確認し、ボートを30メートルばかり離して本日の第一投目。
ポッパーはクリアートロピカルシュリンプの60mmです。
沈船の少し向こうにキャストしリトリーブ、反応なし。
二投目、同じポイントにキャスト、着水、リールのハンドルを二巻き目、
水しぶきを上げるポッパーの後ろに波紋が現れ、一瞬ステイ・・・。
‘ガポン!’
本日、最初のヒットです。
二投目なんぞに出るとは考えもしていなかったので、
不意を突かれた感じでバタバタしましたが、
強烈な締め込みを交わしボガグリップでキャッチしたのは、
50に少し足りない49.5cmの少しお腹のへこんだチヌでした。
それから沈船のポイントで船長と二人で同サイズのチヌを3匹キャッチし、小休止。
ふと、船の周りを見るとそこら辺でベイトのナブラ(イワシ)が出ていて
ボイルがあちこちで見られます。
早速、ナブラの向こうにキャスト。ベイトが沈むとスプラッシュ&バブリングでステイ。
このパターンがズバリ的中し、スズキとチヌの大爆釣になりました。
ベイトも2時間ばかりで消えてしまったので、それからはバース回りを打って、
10時に納竿としました。
結局 鈴木船長と2人でチヌ35~49.5cmを25匹。
スズキも60~80cmクラスを3本キャッチしましたが、
この日はリーダーを8ポンドにしておりましたので10発程、
ラインブレイクしてしまいました。
現在 海南港あたりの水温は30度近くあり、
鰯のベイトがいっぱい湾内に入っているみたいで
水温が下がる11月までは楽しめると思います。
当日、一番感じられたのは、チヌが何匹もポッパーの回りで
そのルアーをよく観察しているみたいなので、
バイトがない場合はすぐにカラーチェンジをしてやると一発で食ってきますので
面倒くさがらずにカチェンジで釣果アップしてください。
今回、乗った鈴木船長の千黒鯛丸はデッキもフラットでミヨシも広く、
大変、釣りやすいボートです。
暑さ厳しい今年の夏は、早朝ルアーフィッシングで楽しみましょう。
詳細は、フィッシング船橋 鈴木船長080-6131-5517まで。
このところ、ボートはもとよりショアからもチヌ・キビレがエエ感じです。
勝負の早い釣りですので、朝・夕まずめなどサクッとトライされてみてはいかがでしょう?