LANCEMENT(ランスマン)について。 |
大丸興業の宮内です。
今回は、私が企画立案した新製品ソルトルアーゲームロッドについて、
ご紹介させていただきたいと思います。
皆様に長らくご愛顧いただいております
システマタイズソルトルアーゲームロッド・‘PREMIER(プレミア)’を礎に、
『国内生産品に冠する‘DAIKO’というブランドでの新しいスタンダードロッド』
というコンセプトに基づき、スタンダードロッドとしてのあり方に、
私なりのアレンジを加えたスタンダードロッドシリーズとしてリリースするのが
この度、ご紹介する“LANCEMENT(ランスマン)”です。
今夏よりリリースしているダイコーの新ブランド、
「DAIKO BLUE LABEL」(以下、DBL)製品各種により、
今まで以上に多くの方に「DAIKOロッドのテイスト」に触れていただけることとなりました。
しかし、その一方で、
「DAIKOが今まで培ってきた、国内生産ブランドとしてのクオリティも、
同じように手軽に体感していただくことが出来れば…。」
という思いが、ランスマンを企画立案したキッカケです。
デザインの華美や価格からだけでは推し量ることの出来ない、
「国内生産品=大分生産品」であることによる「質感」という
‘感性性能’とも言うべきテイストを加味した上で、
DBL/TRADARTS(トラッドアーツ)シリーズには及ばないながらも、
価格とモノのバランスを追求し、
「スタンダードロッドとしての扱い易さ」
を私なりの視点から考慮した、全22アイテムのラインナップです。
扱い易さやクセのない使用感と言っても、その捉え方は人それぞれだと思いますが、
ランスマンシリーズでは、
「ロッドに求められる‘スタンダード’という要素とは何か?」
ということに焦点を当て、イメージした釣りを展開する上で、
ロッド自体にアングラーをサポートさせるために必要なアクション/パワー/セッティングを、
アングラーとしての視点で突き詰めました。
例えば、張りのあるシャープなロッドは高い操作性を発揮します。
そういった意味での使用感を、高い次元で追求した代表的なモデルが、
タイドマーク アルテサーノ キャスティシアTMACS-100/10であり、
DBL/ クロスブリード CBSS-93LDRであるわけですが、
果たして前述のモデルが、エントリーユーザーを中心とするアングラーの多くにとって
高い使用感を得られるかといえば、恐らくそうではない、というわけです。
ランスマンシリーズでは、シーバス/ライトショアジギングモデル共に、
一般的には少し軟らかめと感じられるパワー設定のラインナップになっています。
ルアーフィッシングという釣りの動作において基本となるのは「キャスティング」ですが、
そのキャスティングがロッドの反発力を活用したものである以上、
「アングラーのレベルを問わず、軽い力でもしっかりとブランクにルアーウェイトを乗せることができ、その反発力を活かしたキャスティングが出来ること。」
に注力し、エントリーユーザーや、より上のレベルを目指すアングラーにとって、
最初のステップであるキャスティングからのサポートを考慮したテーパーデザイン/パワー構成にこだわりました。
特別な体格やパワーを要求しない素直な操作性は、
女性アングラーの方にも‘扱い易さ’を感じていただけると思います。
勿論、モデルによっては用途・目的に応じて、
相応のパワーやシャープさを備えているものを含みますが、
妥協できない要素と削れないコストを大事にしながら
‘ロッド=腕の延長’として、高い資質を存分に盛り込みました
釣りのプロセスに「質感」というプラスαのテイストを求めるのであれば、
是非、本製品をお手に取ってみていただきたいと思います。
製品仕様の詳細については、下記URLより、
本サイトの製品情報をご覧くださいませ。
http://www.f-daiko.com/lure/product/lancement/lancement.html