バチ抜け最盛期をイノセント89Lで! |
ダイコーフィールドスタッフの桑村です。
ここのところ週末に大雪が降ったりと、全く身動きが取れていない方も多いと思いますが、
そのような状況中でも関東のフィールドはバチ抜けの最盛期を迎えています。
特に盛り上がりを見せるのが、横浜の港湾部や内房の河川部になります。
今回、今年発売予定のイノセントシリーズのプロトタイプを使用して参りました。
特に、イノセント89Lは、バチ抜けに抜群の性能を発揮する1本となっています。
さて、バチ抜けといえばどういった釣りを想像するでしょうか?
アタリがあっても乗らない。
アタリすら分からない...
そんな声を良く耳にします。
結論から言うと、バチ抜けではコツンといったアタリが手元に伝わった時点では、
既にかなりアワセ遅れています。
また、アタリが分かりずらいのは、スローリトリーブにより発生する、
ラインの大きな弛み(タルミ)が原因です。
まず、バチを捕食するシーバスは、
小魚を捕食する場合に比べ大きな動きをしない事を理解しなければなりません。
楽に捕食できるため、ほとんどの場合、一定の場所で捕食を続ける居食いのような形になります。
それに加えスローリトリーブによるラインの弛みからアタリが分かりづらく、
コツンといったアタリが出るのは、バイト後ラインがピンと張ってからになります。
つまり、コツンと言ったアタリはバイトから相当の時間が経過していることになり、
シーバスが違和感を感じて反転している感触が手元に伝わって事になります。
この段階でアワセてもほとんど乗らず、これがバチのアタリは乗らないと良く聞く一つの要因だと思います。
では、どのようなアタリが感じられればよいのか!?
それは、シーバスのバイト(居食い)後、弛んだラインがリトリーブにより、
徐々に張っていく感触を如何に早く感じ取れるかに尽きます。
簡単に言うと、ラインが受ける水の抵抗変化を感じ取れるかになります。
それを感じ取るにはロッドのしなやかさがとても重要になります。
同じLクラスのロッドでも、ハリの強いロッドではラインの張っていく感触は感じずらく、
ましてや硬いロッドではさらに感じる事が出来ません。
そこで登場するのが、ティップセクションの非常にしなやかなイノセント89Lです。
徐々に張るラインに対し、ティップがしっかりと追従しながら入っていくことで、
もたれるような感触が手元に伝わります。
バットセクションには十分なパワーがあり、バチ抜け時期のシーバスであれば、
80cmオーバーとも十分にファイトすることが出来ます。
小型軽量ルアーを多用することの多いバチ抜け。
しなやかなティップからベリーにかけて、軽量ルアーもしっかりと荷重が乗り、
気持ちよくキャストすることが可能です。
バチ抜けの釣りではアングラーの技量だけでなく、
タックルが釣果に大きく貢献する要素の一つです。
イノセント89Lがバチ抜けの釣りに大きく貢献するのは間違いないと思います!