関門の夏。アコウの夏。 |
5月も終盤に差し掛かり、ひとつ大事なことに気がつきました。
今年まだイカ釣ってねぇっ!!!!Σ(゚д゚|||)ガーン
流石にいち釣り人として危機感を覚え、急遽エギングの旅に出ることにしました。
今回赴いたるは、関門海峡の向こう側。
エギングにおあつらえ向きな藻シャローへ、友人にハンドルを任せ、いざワープ!
例年実績を積んでいるエリアのため、もう釣ったも同然です。
ほら釣れた!
しかしロッドは大して曲がっておりません...。
ざっと600gと言ったところでしょうか。
予定調和過ぎるこの一杯に何故か既に満足げな私。
そんな悠長なスタンスでいたものだから、この後結局イカはボウズのまま潮止まり。
一体何をしに来たのか?
いやいやこれからが本番です。
ところ変われば関門海峡。
後半戦は関門海峡・夏の風物詩「関門アコウのボトムドリフト」ゲームです!
時には9ノット以上の潮流が発生するこの海峡のカレントに乗せたボトムドリフトで高級魚・アコウを狙います。 ( *・ω・)ノ
一般にロックフィッシュゲームというと根を叩くイメージ
ですが、
ここ関門エリアでは
根を直撃しないこと
が大事なんです!!
関門アコウは激流の中でも根から出てきて、補食しようと泳ぎ回ります。
そんなアコウに対し、ボトム(根)との距離感を程よく保ちつつすれ違わせるイメージで、張らず緩めず潮流にラインをもたせながら流す
このイメージが、関門アコウ攻略の上ではヒジョーに大事なんです。
潮加減次第では根に着き気味な時もありますが、その場合も精々ピンポンダッシュ程度のイメージでのボトムノックにとどめます。
ボトムべったりで根の隙間に落とし込むようにしてしまうと、根の住人が怒り狂って襲ってくるからです。
ピンポンダッシュに失敗した友人の図。 ( ´艸`)、;'.・ ブッ
アウトドアなアコウ、インドアなアラカブ(カサゴ)という傾向はカレントの強いエリアほど顕著ですね~。
ともかくそんな感じで、関門カレントとの対話を楽しんでいくと...
このとおり。ヽ(*´∇`*)ノウマソー
因みに今回、ロッドは アディクトC711H を使用しました。
弊社ロックフィッシュロッドと言えばスピアーですが、かねてよりロングロッドの優位性についてお話を頂戴することが多く、ほんなら検証してみっか!と思い至っての釣行だったわけです。
トータルでのタックルセッティングから、ロッドの構成までまだまだ細かい部分はこれからも要検証ですが、ロングロッドだからこそな一端をなんとなく感じられたように思います。
そんな感じで数は出ませんでしたが関門アコウ、しっかりと楽しませて貰いました!
=使用タックル=
ロッド : アディクトC711H / 試作ロッド8ft6IncM
リール : 友人のRYOGA / #2500スピニング
ライン : PE2号 / フロロ25lb. / PE0.6号 / フロロ16lb.
ルアー : 5/8oz + バグアンツ3Inc / 静ヘッド14g + ワンナップシャッド5Inc