宇治群島 石鯛釣行動画 |
宇治群島での石鯛釣行動画の編集が終わり、Youtubeへの投稿が完了しました。
画面の平行が取れていなかったり、無駄に寄ったり引いたりしてますが、
取りあえず完成しましたのでご視聴下さい。
視聴時間は16分20秒です。
以下動画解説です。
ネタバレになりますので、動画視聴後にどうぞ。
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釣果の割りには16分20秒と長尺になってしまいました。
これでもかなり短くまとめた方で、
潮の変化や時間の経過が分かるようにと仕上げた当初は21分有りました。
釣行は一泊二日で、今回の動画は初日に上礁した『双子瀬』。
石鯛の動画においては、食い込みの瞬間が最もお届けしたいシーンなのですが、
2尾目のヒブダイと、映像には有りませんが水面で外れた3kgクラスのカンムリベラで、
置き竿が綺麗に舞い込んだのですが、操作ミスで撮り損ねてしまいました。
そして、イシガキと最後のアオブダイに至っては、
普段の釣りでは滅多に無い、まさかの居食い・・・・・・
何とも迫力に欠ける仕上がりになってしまいました。
この時期の宇治郡島での本命はクチジロ
底根は非常に荒く、途中の壁にあるハングでもラインが切られる事があるので、
今回はPEライン(16号)を使用したそうです。
ブダイとのファイトでも何度か張り付かれていましたが、
クチジロとのファイトでは要注意との事です。
仕掛けは、 ”その潮でタナに預けられる、出来る限り軽い鉛” という事で、
15号~28号の鉛を頻繁に変えていました。
狙いのタナはリールのカウンターで25~28m。
釣り方は底を釣るのではなく、当て潮を利用してそのタナに預けるイメージです。
これを手持ちで行うのが、いわゆる ”南方宙釣り” なのですが、
今回仕掛けを預けるポイントは瀬の突端側。
鉛が軽いので、少しでも投入角度を間違えると右か左に流されてしまいます。
ですが、逆に鉛が軽いからこそ転がり落ちずにタナに預ける事ができるのです。
底ではなくタナに預けたエサは、石鯛にも発見され易く、
食い込みも上から下へと魚が走れるので良くなります。
また鉛が軽い程石鯛に違和感を与えず、根掛りも少なくなるという利点が有ります。
エサは赤貝とガンガゼを使用。
最初のシーンに有りますが、赤貝は狙いのタナまで通すため20個近く付けていました。
日中は、ほぼガンガゼ中心の使用でした。
最初の石鯛は三投目でヒット、本命の上げ潮で時間は5:46 エサ:赤貝
ヒブダイは下げ潮に変わっての9:14 エサ:ガンガゼ
イシガキは最干の14:20 エサ:ガンガゼ
アオブダイは上げ潮17:26 エサ:ガンガゼ
2日目上礁したのは『ウベット』
先週このブログにてイセエビのおまけ動画を掲載した釣り座です。
また初日には同行した山崎さんが4kgの口白を釣り上げました。
10時回収でしたが、上げ潮のうえ段々と時化てくるかもしれないとの事で、
渡船の『サザンクロス』が近くで待機しての撮影でした。
今回釣果無しでボツとなってしまいましたが、実はラストの一投で劇的に魚を掛けました。
アワセを入れると鉛が引っ掛っており、
一度は外れたのですが、直ぐに今度はガッチリと引っ掛ってしまいました。
魚は最後まで付いていましたが、結局そのまま釣り上げる事はできませんでした。
アタリから間違いなく本命で、竿を大きく押さえ込んだ前アタリと、
最後に走った瞬間の圧力から、なかなかのサイズだったようです。
自然が相手なのでこういう事もありますが、とても惜しまれる結果となりました。