梅雨メバル前哨戦 |
最近めっきり暖かくなり日中では初夏を思わせるような日差しが暑いほど。
さすがに夜はまだ少し寒いですが、それでも冬の間は難行苦行に思えたナイトゲームも
少し着込んだだけで楽しめるほど気軽に楽しめるシーズンになってきました。
ボクのメインフィールドの一つ日本海でも冬の荒々しさはすっかり影を潜め、
冬の間は荒涼としていた海も海藻が繁茂してすっかり穏やかな顔になっております。
海の中でもこの海藻を目当てに様々な魚が入ってきて、
釣り場としてもすっかり賑やかになってきました。
そんな日本海でこの時期お勧めなのが「メバル」のプラグゲームです。
一般的にメバルと言うと「春告げ魚」の別名があるように早春のターゲットに感じますが、
それはメバルの産卵行動、つまりノッコミに寄る物。
実はこれから夏にかけて、産卵のダメージから回復して活発に餌を追う個体が狙える絶好のシーズン「梅雨メバル」の時期を迎えます。
と、言うことで今年の状況を調査すべく先日日本海に行ってきたところ、
岸沿いに繁茂するウィードがキツくて釣りにくいったらありゃしない(笑)
海面近くまでウィードが伸びていると通常メバル釣りで用いられるJHの釣りだと
根掛かりが頻発して釣りが成立しないこともしばしば。
こんな時に有効なのが小型ミノーを使用したプラグゲーム。
オールレンジであるJHの釣りに比べミノーの場合リップの効果で、
スイムレンジがある程度決まってしまうので、
超シャローモデルを使用すれば海藻と水面のギリギリを引くことが出来るため、
今まで釣りきれなかったポイントの攻略が可能となりました。
ただしこの釣り、メバルに主導権を与えてしまってはせっかくヒットしても
ウィードに潜られてしまいプラグごとロストしてしまう可能性大なので、
メバルのアタリを取る繊細なティップ感度を持ちつつ、
引きに負けないバットパワーを持つマスターライトS832Lがジャストマッチ。
当日はまだハシリと言うこともあり小型主体でしたが、
狙い通りの場所で狙ったとおりの魚が捕れて
これから始まる本格シーズンに期待が持てる釣行となりました。
今はまだ海藻がキツくて釣りにくい状況ですが、
徐々に枯れて釣りやすくなるといよいよ梅雨メバルもシーズン本番、
マスターライト片手に夕涼みに出かけてみませんか?