AKIRAの釣然草:‘TJ’は‘獲れるじゃん’の略? |
前回のクダコ釣行に続いて、
今週は徳島県南部美波町へシャクリに行ってまいりました。
理由はすばらしく単純で、
「シオ(カンパチの子)が釣りたいぃ~。」
ということで秋の風物詩?徳島県南部のシオ釣りに出かけました。
タックルはヘミングウェイHWVS-64/2、HWVB-64TJの2本を用意。
小さい魚でも気持ちよく曲がるロッドを選択。
(いかなるときも楽しくがモットー)。
で、前日に準備を終え帰宅。
食事も済み早々に布団にもぐりこむが、なぜか寒い・・・。
もしやと思い体温計を脇に挟んでみると、
「ウッ、微熱(37.5℃)が!」
家族には「やめときなさい」といわれたが、
朝起きてから決めようと思い、そのまま寝ることにした。
で、4時に起床し体温チェック。
バッチシOK(36.9℃)ということで、風邪薬の力を信じ出かけることにする。
(本当は平熱36.3℃ぐらいなので、イケていないようにも思う・・・)。
港に着き、準備をしていると、
今回お世話になる第11八幡丸の船頭さんが見えられ、挨拶をかわす。
最近はあまり釣れていないらしく、
「かなり厳しい」
朝一のジアイが勝負とのことであった。
美波町大島
まず、50mラインの背から攻めることになり、合図と共にジグを落とす。
ロッドはHWVS-64/2。
釣り味を優先し、このロッドを用いているが、
本来シオ(カンパチの子)釣りはシャープなロッドが有利で、
滑らかなベントカーブが売りのHWVS64/2には若干ビハインドがある。
しかし、やりようはあるもので、若干ドテラ気味にラインを入れ、
ジャカジャカメインでアクションをかける。
で、前記のようなアクションで狙い通り1投目からシオをゲットする。
40cm程度と小さいながら、小気味いい走りをしてくれる。
HWVS64/2が小気味よく曲がり、低設定のドラグがすべる
「うーん楽しいっスねー(^^)」
これぞカンパチ(の子供)だ。
難なくキャッチし、
(今日は楽勝かなー、けど前情報がなぁ・・・)。
で、その後が大変。
全然当たらない。
結果から言うととりあえず全員シオをキャッチしたが1匹づつ。
私はジグをくわえさすパターンまでは見つけれたが、
フッキングまではいたらず。
「かなり厳しいよ」という
船頭さんの言葉を立証するという結果に終わってしまった。
刻々と時間だけがすぎ、昼過ぎに入った最後のポイントで、
私がメジロを立て続けに2本(87cm、90cm)をキャッチ。
「おおッついに時合がぁぁ!?」と、はしゃいでいると、
その直後にUさんのロッド(スピアSR-67BJ)が海面に突き刺さる。
かなりデカそうだ。
グリップの前からひん曲がり、すでにバットが仕事をしていないのが見て取れる、
‘まぁーダイコーのロッドを使ってるので、
最後のブランクの粘りで何とか取れるだろー’と見ていると、
何をあせったのか、引っ張り合いをしてしまったようで、ラインブレイク・・・。
シオ用の設定だったのでリーダーが細かったようだ。
今日のダメダメにトドメをさしてしまった。
Uさんは急いでリグを作り直しているが、
「時間なんで帰ります」と無常のアナウンス。
今日は半日ジギング・・・。
皆様お疲れ様でした・・・。
本日の釣果
しかし、メジロ(87cm、90cm)を
なんとHWVB-64TJでキャッチできたのは、
正直驚きでした。(品番の後ろのTJは太刀魚ジギングの略です。確か。)。
体高もそれなりにあるメジロだったのですが、
バットの粘りのおかげで、何とかキャッチできました。
太刀魚用のロッドとして出来の良い竿ですが、
やりようによってはメジロもあがるんです。
スリルがあって面白かったですよ。
あまりお勧めはしませんが・・・。
「とーたんなにしよん?かたむいてるよ」。(>_<)。
後記:私はというと、当然ながら熱がぶり返し、
次の日は38度オーバーで病院行きでした。