2008年 02月 18日
08'S/S Additional Modelsについて その3 |
大丸興業㈱フィッシングチームです。
詳細アレコレについて、ですが、
諸事情により、抑え気味でお送りします。
レガーロ:
①ガイド設定の差異。
・FZ-R100(M)とアルテサーノ・RA-100MとのTopガイド径比較。
(本当はデスペラードと比べた方が分かりやすいかと思うのですが、
スイマセン、手持ちのストックが見当たりませんでした・・・。)
右側がレガーロ・FZ-R100のTopガイド。
T-FST8を採用。
FZ-R106には7mm径を採用しています。
ちなみにRA-100MがT-FST10です。
・ティップセクション。
もともとアルテサーノには異なる特性を求めていたこともあり、
これらの差異にはガイド自重の軽量化*という要素もなくはないのですが、
(*もともとが軽量なT-LSGガイドでのティップセクションでのガイド重量差は
1g前後となります。)
ガイドフレーム自体をダウンサイジングすることで、
空気抵抗の減少によるキャストフィールの向上が本質的な要素です。
(FZ-R100:#1-1~3にT-LSG8、FZ-R100:#1-1~3にT-LSG7。)
・#1(穂先)のガイドセッティング。
一瞥してお分かりいただけますように、
キャスト時のラインスラップ(ブランクスへのラインの干渉)を
すばやく収束させるため、小口径&ローガイドセッティングを施しています。
また、#1最下部(バットガイドの次のガイド)は、
ロッドパワーとアクションを考慮した上で、
従来のT-HVSG20MからT-YSG16に変更しています。
・バットガイド。
FZ-R106にはロッドパワーを考慮し、アクションを損なわない
T-YSG30をセッティングしていますが、
FZ-R100には、剛性感の高いT-HVSG30を採用しました。
(写真はRA-100MとFZ-R100。同レングス、同等のパワーを備えていても
ロッドのテイストにより、ガイドバランスにも微調整を加えています。)
②グリップ周りについて。
・リールシート。
左側はFZ-R96、右側がFZ-R106。
レングス、パワーと使用されるシチュエーションの相違から、
想定されるリールサイズを考慮し、DPS-17からDPS-18に変更。
先日もお話いたしましたが、
デフォルトの規格にロングナットが存在しているため、
弊社オリジナルのアルミ二ウム製ナットの採用は見送りました。
僅か1mmのΦ径の違いですが、リールサイズが異なっても
グリップフィールは近似したものであることを追求した結果です。
・バットエンド形状
細かな相違ですが、レングス・ロッドパワーの違いから、
より引き手のグリップ力を込められるよう、
EVAにもテーパーをかけました。
ブランクスについては、後日。
詳細アレコレについて、ですが、
諸事情により、抑え気味でお送りします。
レガーロ:
①ガイド設定の差異。
・FZ-R100(M)とアルテサーノ・RA-100MとのTopガイド径比較。
(本当はデスペラードと比べた方が分かりやすいかと思うのですが、
スイマセン、手持ちのストックが見当たりませんでした・・・。)
右側がレガーロ・FZ-R100のTopガイド。
T-FST8を採用。
FZ-R106には7mm径を採用しています。
ちなみにRA-100MがT-FST10です。
・ティップセクション。
もともとアルテサーノには異なる特性を求めていたこともあり、
これらの差異にはガイド自重の軽量化*という要素もなくはないのですが、
(*もともとが軽量なT-LSGガイドでのティップセクションでのガイド重量差は
1g前後となります。)
ガイドフレーム自体をダウンサイジングすることで、
空気抵抗の減少によるキャストフィールの向上が本質的な要素です。
(FZ-R100:#1-1~3にT-LSG8、FZ-R100:#1-1~3にT-LSG7。)
・#1(穂先)のガイドセッティング。
一瞥してお分かりいただけますように、
キャスト時のラインスラップ(ブランクスへのラインの干渉)を
すばやく収束させるため、小口径&ローガイドセッティングを施しています。
また、#1最下部(バットガイドの次のガイド)は、
ロッドパワーとアクションを考慮した上で、
従来のT-HVSG20MからT-YSG16に変更しています。
・バットガイド。
FZ-R106にはロッドパワーを考慮し、アクションを損なわない
T-YSG30をセッティングしていますが、
FZ-R100には、剛性感の高いT-HVSG30を採用しました。
(写真はRA-100MとFZ-R100。同レングス、同等のパワーを備えていても
ロッドのテイストにより、ガイドバランスにも微調整を加えています。)
②グリップ周りについて。
・リールシート。
左側はFZ-R96、右側がFZ-R106。
レングス、パワーと使用されるシチュエーションの相違から、
想定されるリールサイズを考慮し、DPS-17からDPS-18に変更。
先日もお話いたしましたが、
デフォルトの規格にロングナットが存在しているため、
弊社オリジナルのアルミ二ウム製ナットの採用は見送りました。
僅か1mmのΦ径の違いですが、リールサイズが異なっても
グリップフィールは近似したものであることを追求した結果です。
・バットエンド形状
細かな相違ですが、レングス・ロッドパワーの違いから、
より引き手のグリップ力を込められるよう、
EVAにもテーパーをかけました。
ブランクスについては、後日。
by f-daiko
| 2008-02-18 15:12
| ルアー製品について