AKIRAの徒然草:鳴門ジギング編 |
アップが遅くなってしまいましたが、昨年末にいただきました
AKIRAさんのフィールドレポートをお送りします。
ご無沙汰してます、フィールドスタッフのAKIRAです。
今年は暖かいですねー。
日中なんかは師走とは思えないほどの陽気になってます。
ということで、徳島は鳴門沖にライトジギングに行ってきました。
ライトジギングといえば、「デクスター・DXTS-TJX63」。
このロッドの高感度性能には何度も助けられているのですが、
今回もその恩恵を受ける事に・・。
さて、鯛カブラで有名な徳島鳴門ですが、
この時期、瀬戸内でベイトをたらふく食べた
ハマチの子供(ツバス君ね★)が水温低下と共に南下し始めるのです。
今回はそのツバスを狙っての出船です。
船は鳴門堂ノ浦の藤井丸(090‐1577‐4809)さんへお邪魔しました。
この日は風もあまりなく、淡路の風力発電機もまわっていない。
暖かくなりそうだ。
とあるメーカーさんのプロトジグのテストも兼ねているので、
やる事は多く、貧果では帰れない。
とはいえ、釣果は海の神様が決めるので
(釣れないときの言い訳です。ハイ。)
‘考えてもしかたない’と、のんびりと準備にかかる。
鳴門大橋が正面に見えるスポットが、今回のハマチポイントだ。
ついでに大橋をパチリ。
橋の真下では渦潮をみる観潮船なんかもあったりと、
一級の観光ポイントでもある。
実は、朝一にディープエギングでお土産確保に行っていたが、
底引き網の攻撃であえなく撃沈(-_-;)。
ハマチの良い潮を削って行ったのに、嫌な展開だ・・・。
さて、話は戻りジギング開始である。
「プー」っと船頭からの合図があり、
水深30m程度の浅場から攻める事に。
朝一のアオリイカに時間をとられたのが災いして、
潮が終わりかかっているらしい。
が、そこは凄腕船頭、周りが釣れていないにも関わらず、
当船はポツポツと当たりがある。
ただ、散発的な当たりのために、船頭的にしびれを切らしたようで、
大きくポイント移動することに。
この移動が同船者(Fさん)と命運が大きく別れる事になる。
さてさて、後半どうなりますことやら。
というわけで、大きく移動したポイントは水深45m。
潮も効いているようだ。
しかし、周りを見るかぎりあまりハマチは釣れていないようで、
魚は非常に狭い場所にいる印象を受ける。
早速、ジグを投下。
何流しかして、Fさんはパターンをつかんだ用で、
毎流し魚を掛けていく。
が、私にはまったくヒットがない。
‘あれ??’
ひと流し毎にヒットがあるFさんに対し、
私はジグを落として上げるだけ・・・。
周りを見るかぎり、ほとんど釣れていないので、
Fさんが異常なのであるが、それでも同じ船に乗っているので、
どうにかしなければと、ない頭で必死に考える。
全体があまり釣れていないときは、釣れるパターンは非常に狭いため、
探すのが大変である。しかも、
「すいませーん、釣り方教えてくださーい(笑顔付き)」
とは‘言えないタイプ’なので、さらに大変である。(笑)
で、たどりついたパターンが、あまり長くないジグを、
スライドさせる(30cm程度のスライド)+ぎらぎらホロ。
スライド系のジグで大きく横に飛ばすとまったくヒットせず、
かといってスライドしないとやはりヒットしない。
かなりややこしいパターンである。
ベイトを偏食しているときに起こりがちな現象である。
ボックスを見てみるとプロトジグで使えそうなのであったので、
期待を込め投入する。
と、パターンに近づいたのか、少ないながら、魚が遊んでくれるようになった。
が、Fさんは爆発中。(泣)
さらに、
単調なスライドより、ジグが横を向いた時に若干でも円運動したほうが、
更に反応がよくなると言う事に気づき、一気にマクリモードに突入。
(デクスターいい曲がりでショ★)
今度は私が、ひと流し毎に魚を掛けていく。
船頭が(急にどうしたん?)みたいな顔で見てくれている。
少し快感である(笑)。
しかし、いかんせん、前半の差が大きすぎ、
トータルではFさんに届かず・・・残念ッ。
私用のため、まだ少し当たりがでていたが、
お昼過ぎに終了としてもらった。
ツバスと侮るなかれ、今回はいい勉強が出来ました。
*写真はお借りしました。
ではでは、皆さんも良い釣りを!!
ロッド:デクスター・DXTB-TJX63
ライン:ジグマン2号(よつあみ)
リール:D社ベイトリール
ジグ:太刀一番シリーズプロト、桜花100、他