トカラ釣行紀 |
先週末、トカラ列島へ行ってきました。
狙いはもちろん堤防からのGTになります。
丁度今頃からがトビウオの産卵期にあたり、
(5月末~6月いっぱいまでと言われています。)
タイミングが合えば、夜に大量のトビウオが港内へと入ってきます。
それを追ってやってくる大型のGTが狙いとなるため、トビウオの入り具合に釣果は大きく左右されますが、とても期待が高まるシーズンなのです。
しかし、私の場合は是が非でもGTを獲りたいという意気込みはなく、
どちらかというと旅行気分で釣行に参加しています。
向かう島は、平島 (たいらじま)
メンバーは
フィールドスタッフの坂本さん
昨年も一緒に釣行した佐藤さん
石鯛釣りによく一緒に行く土井さん
私以外の3名はGT狙いに気合が入っています。
鹿児島港を金曜日の23時に出港し、翌朝7時30分頃に平島へ到着です。
民宿は たいら荘 を予約していたのですが、坂本さん、土井さん、私の3人は宿へは向かわずに、時間潰しにと準備をしてきた石鯛釣りをすぐさま開始。
潮がくると直ぐに坂本さんの竿にアタリ!
早々にヒットするもこのサイズ
そしてしばらくしてまた坂本さんにヒット!
今度はかなり竿が曲がっていますが、、、、
私には離島での外道としてお馴染みのゴマモンガラ・・・・
日が高くなって堤防の影が無くなるとアタリも遠のき、午後12時に石鯛釣りは終了。
宿へ戻って昼食&夜に備えて昼寝です。
夕食後、明るいうちに港へ向かいGTタックルの準備を開始。
坂本さん、土井さんはウキを使用したエサ釣りで、
佐藤さんと私はルアーで狙います。
私のロッドはスカウトスナイパーS80X
これまでエサとルアーで3kgクラスのカスミアジしか釣った事が無いため、
タックルはあまり参考にはなりませんが、
ステラの18000番にPE8号を300m
リーダーはフロロの200lb(60号)
ルアーはスローシンキングとフローティングのペンシルの他、ポッパーを準備。
ドラグは体力を考えて6kg弱に設定しました。
暗くなってから釣り開始です。
程なくして島民の方達が投光機を焚いてトビウオ掬いをはじましたが、
入っている数は少ない様であまり掬えていない状況です。
エサ釣りは掬ったトビウオをエサに出来れば一気に期待が高まります。
しかし、この状況で私たちがトビウオを掬うのは難しく、
準備してきた死にトビウオをエサにしていましたが、全くアタリがありません。
佐藤さんと私のルアーにも全く反応無し、、、、、
その後トビウオ掬いの方達は帰られましたが、干潮となる午前2時前後が狙い目と、ルアー、エサ共にめげずに頑張りました。
すると、狙い通りの午前2時過ぎに堤防の先端からウキを流していた坂本さんにヒット!
上がってきたのは・・・
残念ながらGTではありませんでした。
竿:スーパーロイヤル石鯛ソリスト500HHH
ライン:PE20号400m
ハリス:ナイロン80号
ハ リ:金龍 超青物 26号
続いて土井さんヒット!
今度は・・・・
水面まで寄せてきたのを覗き込むと・・・
残念ながら 小ザメ。。。。。。
しかもファイトの割りに小さい、、、、、
とりあえず落しダモで引き上げると、
堤防が高いため水面では小さく見えましたが、上げると結構なサイズでした。
その後、トビウオの気配が完全に無くなったためルアーに見切りをつけた佐藤さんは、エサ釣りタックルを借りてカスミアジをGET!
そして夜が明け、今回のGT狙いは終了しました。
平島では私たち4人の他にエサ釣り、ルアー釣り合わせて10名弱の釣り人がいましたが、結局GTの姿を見る事は出来ませんでした。
朝マズメからしばらくの間、坂本さんと土井さんは石鯛釣りを再開。
早々にいいサイズのイシガキ鯛を一枚ずつGET!
特に坂本さんのイシガキは54cmと良型でした。
その間私はショアジギングを頑張っていましたが、何もアタリはないまま今回のトカラの釣行は終了。
午前10時過ぎ出港のフェリーで、平島を後にしました。