2006年 02月 06日
木村塾:Flipin’Stick |
こんにちは、フィールドスタッフの木村です。
今回は、私のフィッシングスタイルの基幹となるスタイル、
‘フリッピング’において私が最もよく使うロッド、
バロウズのBRSC-711Hについて、少し書きたいと思います。
見ればお分かりいただける通りの、
スタンダードなフリッピング用のロッドなのですが・・・。
*一応、フリッピングとは?:本場アメリカでは、ジグやテキサスリグでの
カバーへのアプローチは、総称してフリッピングとされます。
で、私の場合ですが、
この長さ(7’11’:約240cmちょい)が問題にならない限り、
フリッピングもピッチングもこのロッドを使用しています。
これは単純に、用いるロッドが長ければ長いほど、
フッキングのストロークが大きく取れるため(より強いフッキングがキマるということです)、ということがこの釣りの重要な要素の一つです。
当然、前述の‘長さが問題になる’という
取り回しの悪さが感じられるシチュエーション、
例えば、込み入ったブッシュにボートごと突っ込んでの
アプローチが必要というような場合などもありますが、
力強いフッキングによる、確実なフックセットの優位性、
を考慮した結果です。
(フリッピングをやりたい、もしくは必要ないと思われている方には、
あまり参考にならないかもしれないですが・・・。)
では、具体的な、このロッドの‘何が&どのようにいいのか?’について。
それは‘ティップセクションとロッドパワー’です。
この釣りにはこれらの点が、非常に重要なのです!
まず、硬すぎず柔らか過ぎない、
適度なしなやかさを備えたロッドティップ。
これは、一日中フリップ&ピッチをするとき、
そして重いシンカーを使用すればするほど、
その使用感が異なってくるのです。
もちろん、‘バイトタイム(食い込みですね)’についても重要な役割を果たすわけですが、
連続したフリッピングアプローチにおいて、
ピックアップ時のリグの慣性でロッドティップをたわませ、
次のスポットに向かうリグの初速を高めること、
つまり、ティップセクションの弾力を有効に活用することで、
不要な力を必要としない、テンポの良いプレゼンテーションをすること、
ココが重要なポイントであると考えています。
また、フッキングと同時にカバーから魚を引きはなすのに重要なのが、
バットパワーです。
8:2のファーストテーパーで、バットが強く、
なおかつロッド全体に粘りがあること。
この2点について、このロッドは私が思う限りでは
完璧に近いぐらい満たしているのです。
*私も、過去に様々なフリッピンスティックを使用してきましたが、
パワーはあるが、重くてティップが硬すぎたり、
ただ軽いだけ(特に無理なやりとりが多い釣りだけに、
脆弱なロッドの使用感に不安がある)など、
何かを満たせば、何かが欠けるという思いがありました。
今後、実際のフィールドにおいて、
タックルセッティングや、どのような所を攻めていけばいいのか?
ということについても、この場を借りてお話してみたいと思います。
写真はダイコーの06'カタログ撮影時のヒトコマ。
とりあえず、これからフリッピングをやってみたいと思っている方や、
新たにフリッピンスティックを新調しようと思われている方には、
このロッド、かなりオススメですよ。ホントに!
今回は、私のフィッシングスタイルの基幹となるスタイル、
‘フリッピング’において私が最もよく使うロッド、
バロウズのBRSC-711Hについて、少し書きたいと思います。
見ればお分かりいただける通りの、
スタンダードなフリッピング用のロッドなのですが・・・。
*一応、フリッピングとは?:本場アメリカでは、ジグやテキサスリグでの
カバーへのアプローチは、総称してフリッピングとされます。
で、私の場合ですが、
この長さ(7’11’:約240cmちょい)が問題にならない限り、
フリッピングもピッチングもこのロッドを使用しています。
これは単純に、用いるロッドが長ければ長いほど、
フッキングのストロークが大きく取れるため(より強いフッキングがキマるということです)、ということがこの釣りの重要な要素の一つです。
当然、前述の‘長さが問題になる’という
取り回しの悪さが感じられるシチュエーション、
例えば、込み入ったブッシュにボートごと突っ込んでの
アプローチが必要というような場合などもありますが、
力強いフッキングによる、確実なフックセットの優位性、
を考慮した結果です。
(フリッピングをやりたい、もしくは必要ないと思われている方には、
あまり参考にならないかもしれないですが・・・。)
では、具体的な、このロッドの‘何が&どのようにいいのか?’について。
それは‘ティップセクションとロッドパワー’です。
この釣りにはこれらの点が、非常に重要なのです!
まず、硬すぎず柔らか過ぎない、
適度なしなやかさを備えたロッドティップ。
これは、一日中フリップ&ピッチをするとき、
そして重いシンカーを使用すればするほど、
その使用感が異なってくるのです。
もちろん、‘バイトタイム(食い込みですね)’についても重要な役割を果たすわけですが、
連続したフリッピングアプローチにおいて、
ピックアップ時のリグの慣性でロッドティップをたわませ、
次のスポットに向かうリグの初速を高めること、
つまり、ティップセクションの弾力を有効に活用することで、
不要な力を必要としない、テンポの良いプレゼンテーションをすること、
ココが重要なポイントであると考えています。
また、フッキングと同時にカバーから魚を引きはなすのに重要なのが、
バットパワーです。
8:2のファーストテーパーで、バットが強く、
なおかつロッド全体に粘りがあること。
この2点について、このロッドは私が思う限りでは
完璧に近いぐらい満たしているのです。
*私も、過去に様々なフリッピンスティックを使用してきましたが、
パワーはあるが、重くてティップが硬すぎたり、
ただ軽いだけ(特に無理なやりとりが多い釣りだけに、
脆弱なロッドの使用感に不安がある)など、
何かを満たせば、何かが欠けるという思いがありました。
今後、実際のフィールドにおいて、
タックルセッティングや、どのような所を攻めていけばいいのか?
ということについても、この場を借りてお話してみたいと思います。
写真はダイコーの06'カタログ撮影時のヒトコマ。
とりあえず、これからフリッピングをやってみたいと思っている方や、
新たにフリッピンスティックを新調しようと思われている方には、
このロッド、かなりオススメですよ。ホントに!
by f-daiko
| 2006-02-06 17:55
| フィールドレポート:FW