2006年 06月 22日
『BIWAKOの話』:Vol.4 メディアとの付き合い方 |
こんにちはスタッフ佐藤です.
今回はフィールドレポートをお休みして‘番外編’をお送りします。
唐突ですが、僕は‘シュートボクシング’と言う格闘技をやっていて、
現在も裏方として、ジムの手伝いをしております。
そこで、その昔プロの試合であった、
‘?’なお話をしてみたいと思います。
1998年、横浜アリーナで行われた大会で、僕の所属するジムの
‘若宮一樹選手VSおかまムエタイ戦士パリンヤー選手’との一戦が組まれ、
当時各メディアが‘おかまキックボクサーがやってくる!’
と煽り記事を書いておりました。
(ワイドショーなどでも大きく取り上げられてましたので、
格闘技に興味のない方でもご存知の方も多いのでは?)
まあ、盛り上げてくれるのなら、多少のウソ?大げさ?な取材は仕方がないなと、思っておりました。
そして、試合結果は5ラウンド・引き分けでした。
しかし、相手はなかなかの技術を持っていて、
ただの色物キックボクサーではなく、本当に実力のある選手で
体重も2階級ほど上のクラスでした。
若宮選手のダメージもかなりのもので、
「体中痛い!」
と言いながら、ジムのみんなと車で高速をぶっ飛ばして帰りました。
(バスプロも格闘家も日曜日の試合後は、
翌日の仕事のためぶっ飛ばして帰ります。)
しかし、問題はここからです。
翌日の新聞を見ると、
「おかまキックボクサー初試合!対戦相手は病院送り!!」
‘あれ??一緒に帰ったぞ!病院なんていってねーぞ。’
他のメディアでは「パリンヤーの勝利!」と言っているとこもあったりで、
実際のところ、事実もへったくれもないな・・・と、
腹立たしいやら悲しくなるわで、メディアに対する見方が一変した出来事でした。
釣り具業界においても、各メディアがこぞって派手な見出しで
釣果やルアーが語られるケースが多いのですが、
ことバスフィッシングに関して言えば、
大抵のことは、自分自身が現場で試す事が出来ることもありますので、
ある程度、情報をアテにしてもいいと思いますが、
そこに自分の意識・考えを基にしてみると、
自分のフィッシングスタイル、必要なタックルなどが見えてくるのでは?
いずれにしても、メディアに振り回され過ぎず、
自分なりの楽しみを見つけて行きたいですね。
本文とは直接関係ないですが、
釣聖リック・クラン、今江プロ、深江プロ。
愛読誌Basser誌の表紙を飾った方の中でも、
印象深かった面々。
今回はフィールドレポートをお休みして‘番外編’をお送りします。
唐突ですが、僕は‘シュートボクシング’と言う格闘技をやっていて、
現在も裏方として、ジムの手伝いをしております。
そこで、その昔プロの試合であった、
‘?’なお話をしてみたいと思います。
1998年、横浜アリーナで行われた大会で、僕の所属するジムの
‘若宮一樹選手VSおかまムエタイ戦士パリンヤー選手’との一戦が組まれ、
当時各メディアが‘おかまキックボクサーがやってくる!’
と煽り記事を書いておりました。
(ワイドショーなどでも大きく取り上げられてましたので、
格闘技に興味のない方でもご存知の方も多いのでは?)
まあ、盛り上げてくれるのなら、多少のウソ?大げさ?な取材は仕方がないなと、思っておりました。
そして、試合結果は5ラウンド・引き分けでした。
しかし、相手はなかなかの技術を持っていて、
ただの色物キックボクサーではなく、本当に実力のある選手で
体重も2階級ほど上のクラスでした。
若宮選手のダメージもかなりのもので、
「体中痛い!」
と言いながら、ジムのみんなと車で高速をぶっ飛ばして帰りました。
(バスプロも格闘家も日曜日の試合後は、
翌日の仕事のためぶっ飛ばして帰ります。)
しかし、問題はここからです。
翌日の新聞を見ると、
「おかまキックボクサー初試合!対戦相手は病院送り!!」
‘あれ??一緒に帰ったぞ!病院なんていってねーぞ。’
他のメディアでは「パリンヤーの勝利!」と言っているとこもあったりで、
実際のところ、事実もへったくれもないな・・・と、
腹立たしいやら悲しくなるわで、メディアに対する見方が一変した出来事でした。
釣り具業界においても、各メディアがこぞって派手な見出しで
釣果やルアーが語られるケースが多いのですが、
ことバスフィッシングに関して言えば、
大抵のことは、自分自身が現場で試す事が出来ることもありますので、
ある程度、情報をアテにしてもいいと思いますが、
そこに自分の意識・考えを基にしてみると、
自分のフィッシングスタイル、必要なタックルなどが見えてくるのでは?
いずれにしても、メディアに振り回され過ぎず、
自分なりの楽しみを見つけて行きたいですね。
本文とは直接関係ないですが、
釣聖リック・クラン、今江プロ、深江プロ。
愛読誌Basser誌の表紙を飾った方の中でも、
印象深かった面々。
by f-daiko
| 2006-06-22 10:15
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